「早慶レベルの進め方」と「東大レベルの進め方」と「勉強法まとめ」

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早慶レベルの参考書

 早慶レベルの1冊目は「名問の森」です。難関大に必要な名問だけを集めた問題集です。MARCHで満点を狙いたい人や早慶理工や旧帝以上の志望者向けの本でもあり、合否が分かれるレベルの問題を取るためのものです。2冊合わせて140題くらいで、全部やるなら2ヶ月半〜3ヶ月で、1分野だけやるなら2、3週間でやると良いでしょう。過去問をやりながら分野をつぶすようにやっていきましょう。「名問の森」の代わりもしくは追加でやるのは早慶の”発展”レベル「漆原の物理 最強の88題」です。時間が無い人や「漆原の物理明快解法講座」で乗り切ってきた人はこれでも良いと思います。これは丁寧に全部やると、3ヶ月ほどで人によっては2ヶ月くらいでできると思います。

MARCHレベルはカットできる

 実はMARCHレベルはカットすることはできます。「良問の風」をカットしたり、「物理入試の核心」をカットしたりすることもあります。非頻出分野は「良問の風」、頻出分野は「名問の森」といったやり方をする人も多いです。時間があるなら「良問の風」はやりたいが、分野によって「名問の森」と切り分けるのも一つの方法です。

東大レベルの問題集

 東大レベルの1冊目は「物理 重要問題集 -物理基礎・物理-|物理」であります。問題数は絞られています。A問題はMARCHレベル程度なので、「物理入試の核心」の代わりにもなります。これを一通りやればあとは志望校の傾向に合わせるだけです。このレベルの問題集になってくると、理屈の理解や長い問題文の整理スピードと正確性が問われる段階に入ってきます。この問題集を使って、解き始める時点でどれだけ時間を削減できるかを練習しましょう。3、4ヶ月かかる問題集なので、過去問などと並行してやりましょう。

重要問題集のその先

 重要問題集のその先にあるのが、「難問題の系統とその解き方物理」通称「難系物理」です。問題集がすごく多いので、手を出した分野だけでも例題・演習両方やりたいところです。1つの問題の流れに沿ってじっくり考え解き方を理解していきましょう。この教材も重要問題集と同じように、過去問と一緒にやる教材です。これで学んだことを過去問で活かしましょう。ここまで様々な問題集を紹介してきましたが、最後はやっぱり過去問です。「計算力重視」、「思考力重視」、「解いた問題の経過を使う問題」様々な問題を解いていきましょう。

勉強法まとめ

 物理は分野別に切ってよい科目です。中途半端に全分野に手を出さず、1分野を完成させてから次の分野にいくようにしましょう。うろ覚えで全分野に手を出しても解ける問題は増えません。計算主体の理科だからこそ正解まで持っていかないと点になりません。ちゃんと基礎を理解していけば、理科では点を稼げる科目になります。答えの暗記ではダメで、解ける問題を1分野ごとに増やしていきましょう。物理は基礎の時点では他の科目に比べて難易度が高い科目ですが、一個一個基礎からやっていけば、点数はとれる科目です。
 物理の参考書には説明して欲しいことが書いてないことが多く見受けられます。どこからその式がでてきたのか、など知りたいことと詳しい解説にズレがあります。そこから、何がわかってないのかと考えてみると、式を日本語で説明できるほどには理解できていなかったりするものです。このようにズレの原因は「問題文と式とのリンク」です。問題文や解答で出てくる式を日本語の文章で把握できていれば、解説も理解できるようになるということです。ですので、物理の文字で表現されている部分をしっかり読み解くのが重要です。問題文と解説を読む能力が必要になる科目なので、しっかり鍛えて物理を得点源にしましょう。

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